mixiの足跡機能から運命の出会いを経て結婚した私達
ゆかこさんが当時利用していたSNSでの恋の体験談です。
当時ゆかこさんが利用していたのは「mixi」
こちらでは「足跡」と呼ばれる閲覧者が分かる独自の機能がありました。
この機能を通じてふとした縁があり、とある男性とメッセージを通じて、知り合うことに。
同郷出身という事もあって、実際に会うなり意気投合した二人。
今回はそんなゆかこさんによるネットで見つけた素敵な恋の体験談です。
私は25歳の時に1度目の結婚をしたのですが、その時に結婚した夫とはmixiで出会いました。
私は大学生の時に初めてmixiに登録し、私の周りでもたくさんの人がしていましたし、私の中では初めてのSNSでした。
大学卒業後、しばらくは仕事が忙しくmixiも全く触ってなかったのですが、仕事にも慣れて時間や気持ちにも余裕ができたので、再びmixiをやり始めました。
私は大学生の時に付き合っていた人がいたもののお別れしてしまい、彼氏もいなくて出会いもなく、恋愛したいと思っていました。
mixiは足跡機能がついていて、自分のページを見てくれた人には足跡がつくので、誰が見てくれたか分かるのですが、私は見てくれた人のページは見返すようにしていました。
ある時、友達でもない人から足跡がついていたので、その人のページを見ていると、私より2つ年上の男の人で、同じ市内に住んでいるようでした。
特に顔写真もなかったので、あまり気に留めていなかったのですが、また次の日にmixiを開くと、その人の足跡がついていました。
私は、基本的に日記とかは非公開にしていてマイミクという友達同士の間だけで、日記を公開していました。
なので、特に私のページを見ても、面白くもなかったと思うのですが、その日からしょっちゅうお互い足跡をつけるようになりました。
相手は、自分のページを全体公開していて、日記も書いていたので、私は日記にコメントを残しました。
そしたら、向こうからマイミク申請という友達申請がきたので、私はどこかでお会いしましたか?とメッセージを送りました。
すると、同じ小学校だったよね?というメッセージがきたので、違いますという旨を伝えて、軽く自分の自己紹介もすると、どうやら私と同姓同名の友人がいて、その人と間違えて私のページを見ていたようでした。
そのことをきっかけにお互い自己紹介をすると、たまたま中学からお互いに柔道をずっとやっていて、職種も同じだった事もあり、mixiでメッセージのやりとりをするようになりました。
私達はお互いに仕事の話をしたり、私からすると相手が同じ職種での先輩だったこともあり、仕事で分からない事や相談をするようになりました。
そうしているうちに、一度会って話したいねという風に言われたのですが、少し私は迷いました。
私は、当時すごく太っていて、大学生の時に付き合っていた彼氏には太り過ぎと言われたので、それを気にして会ったらもうメッセージのやりとりもなくなるんじゃないかと心配しました。
そして、その話を相手にすると、写真送ってみてよと言われたので、mixiで自分の顔写真を送りました。
向こうも同じように写真を送ってくれて、すごくイケメンなわけでもなかったので、失礼な話ですが、気持ちが楽になり会う約束をしました。
そして同じ市内ということもあり、私の家の方まで迎えにきてくれることになりました。
そのまま神戸の方に出て、一緒に食事をして仕事の話や柔道の話などたくさん喋りました。
そして夜景を見に連れて行ってもらい、送ってもらったのですが、ものすごく女性扱いをしてくれて感動したのを今でも覚えています。
それに社会人になってからの付き合いだからかもしれませんが、食事などもお会計も割り勘ではなく出してくれて、とても素敵な男性に見えました。
その日を境に、mixiだけの付き合いでなく食事に行ったり遊びに行ったりすることが増えて、自然とお付き合いするようになりました。
そして、お付き合いして1年半後にプロポーズをしてもらい、結婚式をあげて夫婦になりました。
mixiでの出会いから始まり、結婚に至るとは思っていなかったので、自分でも驚きましたがこれも運命だなと思いました。
ゆかこさん、ご投稿ありがとうございます。
mixi、昔はすごいアプリでしたよね。
当時の若者はみんなアカウントを持っていたとまで言われる程の、大きな影響力を持っていたアプリです。
当時最大アクティブユーザーが1500万人を突破していたというのだから驚きです。
Twitterや他のSNSが来て、当時程の熱気は失われてしまいましたが、それでもまだまだ利用している人間が多いこちらのアプリ。
上手くやればゆかこさんのような素敵な恋が出来るかも、しれませんね。
それにしても文章を見ているだけでも、素敵な恋愛話で胸がきゅんと来てしまいました。
素敵な体験談、どうもありがとうございました。