初めてのマッチングアプリ「Pairs」で最愛の彼氏に出会いました

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26歳の時、彼氏と別れてフリーになってから2年が経とうとしていたのですが、突如周りで結婚ラッシュが巻き起こりました。

当時仲の良かったグループの面々は、早く結婚したい派とまだまだ遊びたい派に分かれており、早く結婚したい派が一気にゴールインしてしまったのです。

取り残された独身メンバーで

「新たな出会いが欲しいね。」

などと言い合っているうちにマッチングアプリの話になり、その中の一人が利用していたPairsに皆で登録することになりました。

私はマッチングアプリにいささか抵抗を持っていたのですが、利用している友達に「Facebookの延長みたいなものだよ」と中身を見せてもらったことで、少し不安が薄れました。

登録している人たちのプロフィールを見せてもらうと、私生活が充実している20代～30代の男性が多い印象を受けました。

私は、登録するからには真面目な出会いを探したいと思い、友達のアドバイスやネットの口コミを元にプロフィール作成を入念に行いました。

出会いの量より質を重視し、本当に気が合う人とだけ繋がることができればいいなと思ったので、自分の個性を真正面からぶつける自己PRにしたのです。

見た目と文章の書き方をチェックして彼と連絡を取るように

私は当時キーボーディストとしてバリバリ音楽活動をしており、それで収入も得ていたのでただの音楽好きではなく、仕事として音楽に向き合っている人と出会うことを目標にしました。

私はファッションに奇抜さはなくフェミニンな服装を好んでいたので、ありのままの写真を載せるだけですぐに20件ほどのイイねを貰うことができました。

順番にプロフィールを見ていくと、その中で一人とても気になる男性がいたのですぐにイイねを返しました。

彼はプロのウッドベース奏者で、お洒落な茶色のスーツに身をまとって演奏している写真を載せていました。

髪型も短髪で、清潔感があり好印象でした。

外見の次にチェックしたのが文章の書き方です。

自己紹介欄で顔文字や絵文字を使った文章はあまり好きではないのですが、彼はですます調で淡々と書いており、誠実そうな印象を受けました。

同じ関西出身、関西在住ということで親近感が湧き、そして何より音楽で生計を立てているところに共感したのでメッセージのやり取りを行うことにしました。

お互いの好きな音楽やこれまでどのような仕事を行ってきたかというような話をし、一週間ほど経った頃に電話をすることになりました。

初めて聞く彼の声は思ったより低くて、話の面白さに緊張は吹き飛び、この人とは気が合うなと確信した瞬間でした。

そして翌週、大阪のカフェで対面することになったのです。

趣味も感性もピッタリの彼との出会いをくれたPairsに感謝

彼は写真通りの雰囲気で、初めて会ったような気がしませんでした。

一時間ほどお茶をしたあと、一緒にCDショップへ行き、音楽談義に花を咲かせながら散歩をしました。

関西の音楽というと狭い世界ですから、共通のライブハウスに出演していたり、使っている音楽スタジオが同じだったりと、沢山の共通点があることが分かりました。

また、彼は演奏の仕事がない日は大阪の楽器店で働いているそうで、その日のうちに職場に連れて行ってくれたことで一気に信頼感が高まりました。

それから月に2、3度会うようになり、彼の仕事に対する真摯な姿勢や、地に足のついた物の考え方に惹かれ、だんだんと交際を意識するようになりました。

並行して同じPairsで知り合った男性2人とも会ってみましたが、彼といる時がいかに心地よいかということを改めて感じ、それ以上会う気にはなれませんでした。

そして彼と初めて会ってから3ヶ月後、神戸のジャズバーで告白され、お付き合いすることになりました。

それからほどなくして一緒に暮らし始め5年が経ちますが、お互いの家族や友人も交えて順調に交際し、入籍の準備をしています。

Pairsは身分証明登録もしっかりしていて友人同士で登録している人も多いですし、良い出会いのきっかけが沢山あります。

自分がどのような人と知り合いたいのかを明確にし、上手に使えばとてもいいマッチングアプリだと思います。